シェアポテトのカロリーがやばい!さらにマックポテトの原料を見て食べる勇気がなくなった
ファーストフードと言えば、モスバーガーやロッテリア、ファーストキッチンなどのお店がありますが、やっぱり一番の知名度があり、かつ大人から子供までのみんなが大好きなマックです。
マクドナルドは「中国で期限切れ肉混入」や「ナゲットに異物混入」など相次ぐ不祥事により、一時は潰れてしまうのではないかと思われるほど低迷していましたが、その後は業績をV字回復させ、2019年の現在は絶好調です。
そんなマクドナルドの代名詞と言っていいほど人気の商品が、フライドポテトです。きっとマックのフライドポテトを定期的に食べたくなってしまうのは、私だけではないはずです(w)。まさにジャンクフードの王様と言ってもいいのではないでしょうか。
そんな愛してやまないフライドポテトですが、食べた後ボディブローのように効いてくるカロリーと、さらに驚異的なカロリーを持つシェアポテトについて紹介します。
シェアポテトを食べてはいけない3つの理由
マクドナルドは、2013年5月24日~6月30日までの期間限定で「メガポテト」を発売しました。その後、商品名を「シェアポテト」として改めて、2014年8月13日から期間限定で販売しました。
そして再び、2018年10月9日からシェアポテトが期間限定で発売されました。
しかし、マックのシェアポテト(旧メガポテト)は、食べてはいけません。なぜなら、それは「あらゆる意味で危ないから」です。その理由を説明していきます。
シェアポテトが想像以上に高カロリー
マックフライドポテトLサイズは、571kcalです。シェアポテト(旧メガポテト)は、このLサイズ2個分のボリュームがあるので、当然カロリーも2倍の1,142kcalです。
厚生労働省が公開している成人1日の摂取カロリーの目安は男性が2,200~3,000kcal、女性が1,750~2,300kcalです。シェアポテトのカロリーが、どれだけ高いか数字を見れば一目瞭然です。
エネルギーの食事摂取基準:推定エネルギー必要量(kcal/日)
※厚生労働省より
年齢 | カロリー/日 | |
男性 | 20代 | 2,350 ~ 3,050kcal |
30代 / 40代 | 2,250 ~ 3,050kcal | |
50代 | 2,050 ~ 2,750kcal | |
女性 | 20代 | 1,750 ~ 2,350kcal |
30代 / 40代 | 1,750 ~ 2,350kcal | |
50代 | 1,650 ~ 2,200kcal |
マクドナルドのその他の商品やファーストフード店、チェーン店などの商品は、どれくらいのカロリーがあるのか、私が好きなものを中心に調べてみました。
販売元 | 商品名 | カロリー |
ローソン | からあげクン | 220kcal |
日進 | カップヌードル | 343kcal |
カップヌ―ドルキング | 537kcal | |
吉野家 | 牛丼 | 660kcal |
牛丼特盛 | 940kcal | |
天下一品 | こってりラーメン並 | 800kcal |
こってりラーメン大盛 | 940kcal | |
マルゲリータ | 1,800kcal | |
マクドナルド | ダブルクォーターパウンダー・チーズ | 828kcal |
ビッグマック | 557kcal | |
てりやきマックバーガー | 509kcal | |
ダブルチーズバーガー | 484kcal | |
ハンバーガー | 256kcal | |
チキンマックナゲット 15ピース | 840kca | |
CoCo壱番屋 | ビーフカレー | 786Kcal |
ロースカツカレー | 1122Kcal | |
チキンカツカレー | 1073Kcal | |
手仕込とんかつカレー | 1439Kcal |
シェアポテトの原価
シェアポテトの販売価格は490円ですが、確実に原価は49円以下です。ポテトLサイズの原価が20円弱なので、どんなに高く見積もっても39円以下でしょうか。シェアポテトの利益率は驚異的で、マクドナルドで一番利益率が高く、儲かる商品だと思われます。
シェアポテトの安全面に疑問
2013年マクドナルドがマックポテトの原料を公開し、インターネットを通じて瞬く間に広がりました。その原料はポテトを揚げる油を含め、全部で17種類ありました。
以下はマックポテトの原料をポテト、揚げ油、調味料の3つに仕分けしました。ブドウ糖とキャノーラオイルが重複しているので、全部で19項目あります。
ポテト
- ジャガイモ
- キャノーラオイル
- 水素添加大豆油
- ベニバナ油
- 自然調味料(植物由来)
- ブドウ糖
- 酸性ピロリン酸ナトリウム(色の保持)
- クエン酸(保存料)
- ポリジメチルシロキサン(消泡剤)
揚げ油
- キャノーラオイル
- コーン油
- 大豆油
- 水素添加された大豆油
- 抗酸化作用のあるTBHQ(tert-ブチルヒドロキノン)
- クエン酸
- 消泡剤のジメチルポリシロキサン
調味料
- ケイアルミン酸ナトリウム
- ブドウ糖
- ヨウ化カリウム
フライドポテトは、ジャガイモと油と塩の3つで作れるものですが、17種類もの原料を使って作っているマックポテトは、衝撃的です。なぜ、フライドポテトを作るのにたくさんの原料が入っているのでしょうか。
その理由はシンプルです。原料に人工的なものを使ってコストを下げ、商品原価を安くするためです。
ただ原料をパッと見ただけでも、体に悪影響を及ぼすものがあります。遺伝子組み換えのもの(キャノーラオイル、コーン油、大豆油)や水素添加されたもの(大豆油)、化学的保存料や消泡剤(THBQ、クエン酸、ポリジメチルシロキサン)、そして人工着色料(酸性ピロリン酸ナトリウム)です。
フライドポテトの問題はこれだけではなく、体に有害なアクリルアミドが含まれていることも問題です。アクリルアミドは毒物及び劇物取締法上の劇物に指定されていて、神経毒性・肝毒性があります。また発がん性もあり、皮膚からも吸収されるため、取扱いに注意が必要とされています。
原料に含まれていないアクリルアミドは、ジャガイモの調理工程において発生してしまいます。ジャガイモの含まれるアスパラギンというアミノ酸が、100度以上の高温で加熱されると、アクリルアミドに変化してしまいます。そのため180度程度の油で揚げられるフライドポテトには、アクリルアミドが混入してしまいます。
マクドナルドの商品問題は、フライドポテトの原料だけではありません。テレビやネットニュースで、「マクドナルドの商品に異物混入があった」と騒がれた時期がありました。最近は耳にしなくなりましたが、ひょっとするとニュースが表に出てきていないだけかもしれません。
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このニュースを見たモーガン監督は、「どちらの言い分が正しいのか証明してみよう」と思い立つ。それは“1日3食×1か月間ファーストフードを自ら食べ続ける”こと。実験前の健康状態を記録し、実験中も定期的に4人の医師チーム他の診断を受けて体の変化を記録。30日後、彼は一体どうなるのか!?
肥満人口が増大するアメリカで、その原因は自己管理の甘さにあるのか、それとも宣伝手法や提供するメニューを含めてファーストフード会社にあるのか……現代食生活に潜む根深い問題に、彼ら独自のアプローチで疑問を投げかけたドキュメンタリー 映画。
マックポテトを食べるか検討する
シェアポテトは「爆発的なカロリー」、「原価と商品価格の大きなギャップ」、「健康に害のある未知なる可能性」に耐えられる人だけが食べるようにしましょう。
そもそもマックポテトにトンランス脂肪酸が含まれている可能性がある時点で、手に取るべきではありません。言うまでもありませんが、火のない所には煙は立ちません。
マクドナルドの現在は不祥事(異物混入事件)から一変、業績を急回させ、毎日多くの家族連れでにぎわっているようですが、小さなお子さんには食べさせないことをオススメします。
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