ハローサイクリングでトラブルと対処法。請求額5,000円の結末は？

2022-03-23サービス自分事

電動自転車のシェアサービスは、近年急拡大していて、そのうちの一つにハローサイクリングがあります。docomoなども同サービスを行っていますが、個人的にはタイヤが一番大きなハローサイクリングが好きです。

そんな私のハローサイクリングを300回以上乗った私の経験による、いくつかの気になった「トラブル」や「気をつけたいこと」を紹介します。

また借りた自転車の「返却ができていなかった」ために、第三者に自転車を乗られてしまい、請求が5,000円越えになってしまったときの出来事についても書いてあります。

少しでもこれからシェアサイクルを利用する人の参考なれば幸いです。

シェアサイクルの仕組み

シェアサイクルはスマホのアプリで予約をし、駐輪用スペース（＝ステーションの名称で呼ばれています）で自転車を借りて、乗り捨て（＝別のステーションへ返却）ができるサービスです。

ステーションは各地に設置されていて、ス―テーションからステーションへの返却であれば、どこでも自転車を借りて、返却ができます。その利便性が高いことから、全国的に拡大しています。

利用料金はエリアにって、「15分ごとに50円～200円」と幅があります。

ハローサイクリング利用溶料金

ハローサイクリングでトラブル

鍵はロックできたが、返却完了にならない

目的地へ着いて鍵をロックした後に、返却操作をしたのにもかかわらず、「返却完了」のメッセージが表示されず、返却できない場合があります。

おそらく通信環境が良くないせいで、このエラーが表示されてしまったと思いますが、返却操作を3回繰り返したら、無事に「返却完了」のメッセージが表示されました。

何回か返却操作を行っても返却手続きができない場合は、「お客様サポート窓口」へ電話してみてください。

借りた自転車の充電がない

電動自転車に乗りなれていなかった私は、乗り始めペダルが重いなと感じていましたが、電動自転車であることをすっかり忘れていました。尋常ではペダルの重さの違和感からそのことに気付き、左手のスイッチをオンにしました。

すると、充電が3%！

私が借りたときは、充電がMAXではなかったもの、半分以上充電があるもの（＝三分の二）を予約しました。それなのに実際に自転車に乗って、充電残量を表示させると3%でした。

充電の残容量データの反映が、アプリ側にうまく連携されていなかったのかもしれません。

またハローサイクリングの自転車を乗っていて、充電に関することでわかったことがあります。充電100%と充電30%では、充電100%の方が自転車のペダルが軽い！

「そんなわけないじゃん」って思ってましたが、充電100%の方がペダルが明らかに軽いです。一般的な電動自転車の仕様はそういうもんなのでしょうか。

自転車を借りるときは、アプリ内の自転車の充電残容量を信じるのではなく、実際の自転車の充電の残容量を確認しましょう。充電残容量が低い（50%以下）場合は、充電残容量が多い他の自転車に変更した方が快適だと思います。

借りた自転車がパンクしてた

ハローサイクリングで借りた自転車が、パンクしていたことがありました。その人の「引き」による部分もあると思いますが、私の場合は100回ぐらい乗って、3回ぐらいパンク自転車に遭遇しました。

でも、安心してください。万が一パンクしている自転車を借りてしまったとしても、3分以内に返却すれば料金が発生せず、返却することができます。慌てずに返却して、別の自転車を借りてください。

請求額5,000円！鍵のかけ忘れで自転車を乗っ取られた

いつも通りハローサイクリングのアプリで予約をし、A地点で11月24日（水）12時49分に自転車を借り、返却予約をしてB地点に11月24日（水）13時20分に返却。

利用時間は、30分なので私のエリアだと140円（＝15分×70円）。

その日の夜に「返却完了メール」が届いていないことに気付き、ハローサイクリングのアプリを見ると現在もまだ課金され続けていることを確認。

これまでハローサイクリングを利用していて、何回か同じことがあったので、気に留めていませんでした。

これまでと同様に、アプリ内の「問い合わせ」から、状況についてのカテゴリに「通信エラー」を選択し、詳細情報に「返却手続きを行ったが、返却できていなかった」旨を連絡。

過去何回か、この手順を踏むことで、私がレンタルした時間だけの請求に修正してもらっていた。

翌日ハローサイクリングから返信メールが届き、「自転車が返却されていない」旨を告げられた。そんな訳はないと思い、リモートワークの仕事を終え、その日の夜に自転車を返却したB地点に行ってみると、返却したはずの自転車がないことを確認。

アプリ内の「問い合わせ」から、返却したはずのB地点に行ったが、自転車がない旨と、レンタルした自転車が今どこにあるのかをGPSで確認のお願いをしました。

ここで初めて、返却の際に自転車の鍵をかけ忘れたかもしれないと思いました。そして、その自転車を誰かが乗り回しているため、自転車がB地点にない、かつ課金がされて続けているのかもしれないと…。

またこの日アプリ内のメッセージに「件名：ご利用状況確認のお願い」が届き、内容は「利用開始から24時間経過いたしましたが、下記ご利用について返却が確認できておりません。ご利用状況を以下の通りお知らせいたします。」の連絡があった。

さらに翌日ハローサイクリングからの返信メール内容が、担当者が変わってしまったのか、引継ぎができていないのか定かではないが、前日までの経緯の話が吹っ飛んでいて、解決の方向に向かっていないと判断し電話で問い合わせることに。

ハローサイクリング 電話での問い合わせ：050-3821-8282

電話がつながった担当者にこれまでの経緯の話をし、GPSでレンタル自転車の現在位置を確認してもらったところ、「豊島区の西武デパート周辺（＝C地点）」にあることが告げられた。

現在は仕事中でC地点に行くことができないことを伝え、仕事が終わった後に、ハローサイクリングに再度自転車の位置を教えてくれないかの確認したところ、了承が得られた。仕事が終わる18時に折り返し連絡をもらえることに。

この日アプリ内のメッセージには、2回目の「件名：ご利用状況確認のお願い」が届き、ご利用溶菌は4,280円に。

仕事を終えてハローサイクリングからの電話に出て、現在の自転車の位置を確認すると、今度は「池袋３丁目自転車保管所（＝D地点）」にあると告げられた。

乗り捨てられた自転車が、違法駐輪や放置自転車を撤去するおじさんの目に留まり、D地点に撤去されたっぽいと悟った。

ハローサイクリングの電話をきり、次に「池袋３丁目自転車保管所」の電話番号をネットで調べて電話をかけると、私がレンタルしていた自転車を確認することができた。これから自転車を取りに行く旨を伝え、電話を早々きった。

D地点へ向かうと、間違いなく私が借りていた自転車の番号を確認できたが、そこは放置自転車の撤去場所であるため、自転車を出すのに「撤去保管費用：5,000円」がかかることが告げれた。

きっとここで事情を説明してもどうにもならないと思い、潔く金を払った。

「どこに向けることもできないイライラの感情を抑えながら」ハローサイクリングの最寄りのステーションを探し、足早に自転車を返却。

• ご利用期間：2021/11/23 12時48分～2021/11/25/ 19時04分
• ご利用時間：54時間16分
• ご利用料金：5,000円

鍵のかけ忘れによる高い勉強代になってしました。

とはいえ、ハローサイクリングの利用料金は5,000円ではなく、140円での請求に変更していただけました。自転車が撤去されて払った5,000円が余計でした。

鍵をかけ忘れて、運が悪いとこんなことになってしまうこともあります。皆さんも鍵のかけ忘れには気をつけて、シェアサイクルを利用してください。

レンタルした自転車が見つからなかったときは、自転車料金などもろもろの対応はどうなってしまうのだろうか…。またわかったら、共有します。