「1本143円」ヤクルト1000の爆売れの理由!
Newヤクルト(シロタ株200億個以上)は一本当たり43円、ヤクルト400(シロタ株400億個以上)は1本88円、今回ご紹介するヤクルト1000(シロタ株1,000億個以上)は1本143円です。
このNewヤクルトの3倍以上する値段のヤクルト1000がコロナ需要をうまくとらえ、売れまくっていて品薄状態です。なぜ、こんなにヤクルト1000が売れているのでしょうか。
彗星のように現れたヤクルト1000
2019年10月ヤクルト1000は、ヤクルトレディによる宅配用商品として誕生し、関東1都6県で販売されました。そして、2021年4月からは全国販売されるようになりました。
業務部長を務める小宮山さんは「これまで一本100円を超える商品は、そこまで売れることはなかった」と驚く中、売り行きは絶好調。
2021年10月からはコンビニやス-パーで販売されるようになり、売上は絶好調から「爆売れ」の言葉がふさわしくなった。2022年3月は一日に123万本の売り上げを見込んで着るとのことです。
単純計算で1本143円123万本をかけると、1日に17.6億円の売上。よくわからないけど、すごい金額です。
ヤクルト1000は何で売れた?
コロナ禍が長引き、そんな中で売れたものキーワードには「おうち時間」や「リモート」などがありましが、その中に「健康志向」があります。
一人ひとりの健康志向の意識が高まり、家庭での食卓も大きく様変わりしました。食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富で低カロリーなものが一気に存在感を増し、飛ぶように売れるようになりました。
中でもオートミールは欧米などでは一般的な食品でしたが、日本では全く定着していませんでした。2021年と2020年比較では、前年比で約3倍売れ、あるランキングではランキング1位になって紹介されていました(PRタイムズより参照)。
同ランキングには麦芽飲料やプロテインなど健康系食品・飲料が上位にランクインしています。
ヤクルト1000もまた「健康志向」の流れにのれたことができたことが、爆売れした一番の要因だと思われます。
ヤクルトの商品開発力を否定するわけではありませんが、業務部長の小宮山さんのコメントにもあるように「これまでは100円を超える商品が売れなかった…」が、その可能性を高くしているのではないでしょうか。
またマーケティングでは、既存ヤクルト商品は全世代へ向けたもので味は甘めだったが、ヤクルト1000はこれまでのヤクルト商品よりも甘さを控えめにし、「30代から50代をターゲットにして販売した」ことも影響しているかもしれません。
ヤクルト1000などの量やシロタ株数などを比較
商品名 | シロタ株数 | 容量 | 価格 | 販売方法 |
---|---|---|---|---|
ヤクルト1000 | 1,000億以上 | 100ml | 143円 | 宅配、店頭 |
ヤクルト400 | 400億以上 | 80ml | 88円 | 宅配 |
Newヤクルト | 200億以上 | 65ml | 43円 | 店頭 |
ヤクルトの研究で分かった事実
ヤクルトによるこれまでの20年の研究で、新たな乳酸菌シロタ株の効果がわかったことが発表されています。
・腸と脳の関係が注目され、腸内の健康を保つことがストレス改善につながる可能性
・シロタ株の密度が高くなると、睡眠の質の改善につながることが分かった
「ストレス改善」や「睡眠の質の改善」は、私たちの永遠のテーマかもしれません。これらのに対してシロタ株の効果があるのであれば、爆売れしている理由は納得です。
我が家は2年前ぐらいから、シロタ株200億(newヤクルト)を毎日欠かさず飲んでいますが、体の調子が良くなったような気がします。ただ1本143円のシロタ株1000億(ヤクルト1000)は、私の収入では少し高い気が・・・。
もっと明らかな「ストレス改善」と「睡眠の質の改善」の効果効能を説明してもらえれば、値段に関係なくヤクルト1000を選ぶのですが…。今後のヤクルトの研究に期待したいと思います。
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