ヤクルトの効果を最大限にする、飲み方ルール5原則!腸内環境を乳酸菌で整えよう

健康ヤクルト

シロタ株(腸内環境を改善する乳酸菌)を、1本(65ml)に200億個含んだ乳製品乳酸菌飲料

皆さんはヤクルトを飲んでますか?

私は2019年の10月の終わりぐらいから、ヤクルトを毎日一本、夕食後に飲んでいます。

ヤクルトを飲むきっかけは、妻が職場の同僚から「昨年ヤクルトを飲み続けたら、風邪を引かなくなった」話しを聞き、「今年の冬は、ヤクルトを騙されたと思って飲んでみよう」と言い出し、我が家のヤクルト生活が始まりました。

まさか、そんなことで風邪を引かなくなるとは思ってはいませんでしたが、 約5ヶ月間ヤクルトを飲み続けた結果、私も妻も今年の冬は、風邪を引きませんでした。

毎シーズン冬になると、2~3回ぐらい風邪を引いてしまう私だったので、不思議な感じがしました。「ヤクルトを飲んだ効果だった」と断言はできませんが、おそらく風邪を引かなかった要因の一つにはなっていると思うのですが、いかがでしょうか。

そんな私に健康をもたらしてくれたヤクルトですが、実は飲むときに「ヤクルトの効果を最大限に発揮させる方法」があり、その方法をご紹介します。ちなみに私は、これらの方法を守りながら、ヤクルトを飲み続けています。

ヤクルトは何が体に良いの?

ヤクルトの主成分「乳酸菌 シロタ株」

ヤクルトは、2020年で世の中に誕生してから85周年を迎えます。そのヤクルトの成長を支えてきたのは、主成分である「乳酸菌 シロタ株」です。このシロタ株が、私たちの体に様々な良い効果を与えてくれます。

シロタ株の誕生は、1930年に代田 稔(シロタ ミノル)医学博士によって、発見された乳酸菌の一つです。代田 稔先生は、予防医学(病気にかかる前に病気にかからないようにする)に着目し、微生物研究に尽力を注ぎました。

微生物研究を進めていく中で代田博士は、新たな乳酸菌(シロタ株)が「胃液や胆汁などの消化液にも負けず
生きて腸に到達し、悪い菌を退治する」、「この乳酸菌をさらに強化培養する」
2つの大きな発見をしました。

そして、1935年ヤクルトの創業者として乳酸菌飲料「ヤクルト」の販売をスタートしました。

乳酸菌シロタ株の効果

生きたまま腸内に到達して免疫力強化やアレルギー軽減

シロタ株で感染症やウイルス予防

インフルエンザなどのウイルス予防には、自己免疫力の強化が不可欠です。

乳酸菌シロタ株(ヤクルト)を飲むことは、免疫力のバロメーターともいえるNK細胞の活性が上昇します。継続して飲み続けることによって、免疫力が持続するため、毎日飲み続けることが重要です。

シロタ株でノロウイルス対策

乳酸菌シロタ株(ヤクルト)は、ノロウイルスにも効果的なことがわかっています。そのシロタ株の効果は、ノロウイルス発症時の発熱日数が短縮されるという統計が出ています。発熱日数の短縮は、小さいお子さんや高齢者などの抵抗力の弱い人達を守ることにつながります。

シロタ株でアレルギー対策

乳酸菌シロタ株(ヤクルト)は、花粉症対策にもなります。アレルギーを持ったマウスに対して、乳酸菌シロタ株を投与した結果、アレルギー症状が軽くなることがわかりました。

善玉菌増やし、悪玉菌を減らして腸内環境を改善

便秘で腸に便が停滞すると悪玉菌が増殖し、腐敗物質が増えやすくなり、腸の老化が促進され、さらに大腸がんなどの病気を招きやすくなります。

乳酸菌シロタ株(ヤクルト)は、腸内の善玉菌を効果的に増やすことができます。その結果、腸内環境を整えられるため、便秘や下痢の症状が改善されやすくなります。

ヤクルトを飲むときに守るべき5原則

ヤクルトを飲むときに守るべき5原則

食後30分以内に飲む

ヤクルトに含まれる乳酸菌であるシロタ株を生きたまま腸内に届くように飲むことが、シロタ株の効果を高める方法です。

食後30分以上経つと、胃の中で消化が始まっていき、時間が経つに連れて強い胃酸が発生していきます。乳酸菌は胃酸に弱い特徴があるため、食前や空腹時だと、せっかく飲んだ乳酸菌(シロタ株)が、胃酸や胆汁によって減少、または死滅してしまいます。

食後は胃酸が薄まっている状態なため、生きた乳酸菌を腸までと届けられる可能性が高くなり、その飲む時間の目安が「食後30分以内」というわけです。

冷やして保存、常温で飲む

乳酸菌は、温めて飲むと死んでしまいますので、ヤクルトの加熱は厳禁です。飲むときの理想的な温度は、乳酸菌が最も活発に働ける温度である36~37度です。

冷蔵庫に保管するとヤクルトは、10度以下(冷蔵庫によって温度に格差あり)の乳酸菌の保存に問題ない温度で保たれますが、飲むときは冷蔵庫から出して、常温にしてから飲むのがベストな飲み方です。

良く振って飲む

ヤクルトの容器の底には、薄茶色の沈殿物があります。ヤクルトの容器を静かにひっくり返すと、それが確認できます。これは、ヤクルトに含まれる乳成分で、この沈殿物の中にシロタ株も含まれています。

ヤクルトには200億個ものシロタ株が含まれているので、沈殿物のところに含まれるシロタ株(乳酸菌)の量も、それなりにあるはずです。

容器の底に沈殿している成分(無指乳固形分)は、容器を振ることで、容器内で混ざり、沈殿物はなくなります。ヤクルトの成分を余すところなく吸収するには、良く振ってから飲んでください。

毎日飲む

乳酸菌は、一日経つと排泄されてしまいます。ヤクルトを継続的に飲むことで、乳酸菌の継続的な効果が期待できます。そのためヤクルトは朝、昼、晩のいずれかのタイミングで、毎日1本飲むことが大切です。

ミルミルと一緒に飲む

ヤクルトは乳酸菌シロタ株が、生きたまま「小腸」に届いて、その効果を発揮します。一方ミルミルは、生きたまま「大腸」に届き、その効果を発揮します。

生きた乳酸菌を小腸と大腸の両方で取り入れ、活発にさせることで、より効果的な乳酸菌パワーを取り入れることができます。ミルミルの効果の記事については、別の記事でご案内します。