2021年「キャッシュレス決済」還元率ランキング５。今すぐ見直した方がお得です！

2021-03-16ファイナンスカード,楽天

2021年日本ではキャッシュレス化が進み、「PayPay」や「楽天ペイ」、「au PAY」や「d払い」、「LINE Pay」、「FamiPay」「メルペイ」など大手のサービスだけでも7種類もあります。どの会社も、私たち消費者の「キャッシュレス決済の定番」になろうと必死です。

特に「PayPay」は、テレビCMやネット広告などスゴイ露出ですよね（ｗ）。私もその広告でPayPayを利用し始めた一人で、「PayPay」が還元率の一番高いカードだと思い、普段使いの支払いはすべて「PayPay」（ヤフーカード）を利用していました。

キャッシュレス払いの種類はありすぎて、「何が一番得する（還元率の高い）かわからない」という方が多いのではないでしょうか。私もそのうちの一人でした、この記事を書くまでは！

が、しかし、キャッシュレス決済のポイント還元率を調べてみたところ、最もお得なキャッシュレス決済の還元率は、「PayPay」ではないことを知り、衝撃を受けました！そう、今までの決済分がもったいなかった（ｗ）。

この記事では、「PayPay」「楽天ペイ」「au PAY」「d払い」「LINE Pay」の大手5種類のキャッシュレスアプリについて絞り、それぞれのキャッシュレス決済の強みと還元率についてランキング形式にしてご紹介します。

※ランキングはキャンペーンなどの付加サービスは含まず、通常運用のキャッシュレス決済をベースに算出

キャッシュレス決済（アプリ）比較、還元率ベスト5

5位：d払い（dポイント）

d払いはNTTドコモが運営する、dポイントが貯まる決済サービスです。知らない人もいるかもしれませんが、d払いはドコモユーザーだけでなく、auやソフトバンク、楽天モバイルなどその他の格安SIMを契約している人でも使えるキャッシュレス決済です。

クレジットカード決済のほか、ドコモの携帯料金と一緒に支払うこともできるので、ドコモユーザーには便利。実店舗での支払いだけではなく、ネット決済に強く「アイルミネ」や「アーバンリサーチ」、「SHIPS」などの多くのファッション系ネット通販の支払いにも利用できます。ドコモ回線利用者であれば、アマゾンでも利用可能（電話料金合算払いのみ）。

またdアニメストアやdTV、dブックのように多くの場所で使用できるドコモの関連サービスを利用している方は、dポイントスーパー還元プログラムを活用するのもおすすめです。各条件を達成することで、通常の進呈ポイントに加え、最大7％のdポイントを獲得することができます。

4位：au PAY（Pontaポイント）

au PAYはKDDIが運営する、Pontaポイントが貯まる決済サービスです。au PAYはd払いと同じで、auユーザー以外のスマホキャリアユーザーも利用することができます。

2020年4月までは「au WALLET ポイント」という独自ポイントが貯まっていましたが、2020年5月から共通ポイントの「Pontaポイント」と統合されました。

毎月「三太郎の日（毎月3日、13日、23日）」には、ポイント還元率がアップするなどのお得なキャンペーンを開催しています。キャンペーンは毎月変わるので、チェックしておきたいですね。

3位：PayPay（PayPayボーナス）

PayPayはソフトバンクグループが運営するZホールディングス、PayPayボーナスが貯まるの決済サービスです。2018年の「100億円キャンペーン」で話題になりました。

ポイント与率は通常0.5％、前月の100円以上の決済回数が50回以上で1％（＋0.5％）、前月の決済金額が10万円以上で1％（＋0.5％）、両方を達成すると1.5％（＋1％）になります。

PayPayの一番の強みは、圧倒的に利用できる加盟店数です。2021年2月24日に加盟店数が300万ヶ所を突破しました。他の追随を許さない加盟店数の伸びは、今後もさらに増えていきそうです。

またPayPayは、他のキャッシュレス決済よりもキャンペーン開催が多く、その点も強みかもしれません。ネットやテレビなどのメディアへの露出がスゴイですよね（ｗ）。とは言え、私たちに恩恵のあるキャンペーンのお知らせは、うれしい限りです。

2位：楽天ペイ（楽天ポイント）

楽天ペイは楽天が運営する、楽天ポイントが貯まるの決済サービスです。

楽天ペイの特徴は、プリペイド式の「チャージ払い（楽天キャッシュ）」、後払いの「クレジットカード払い」、「ポイント払い」の決済方法が3種類あることです。

還元率を高めるオススメの決済方法は、楽天カードから楽天キャッシュにチャージして「チャージ払い」です。楽天ペイ1％＋楽天カード0.5％＝合計1.5％分のポイントが付与されます。
※下記のチャージポイントの欄に記載している方法です。

覚えく必要があることは、楽天カードか楽天銀行の口座を準備する必要があります。楽天カード以外のクレジットカードだと、支払いはできますがポイント還元は対象外になってしまいます。

また楽天ペイは、様々な楽天サービスの中で汎用性があるため、楽天ユーザーにはマストなサービスです。

1位：LINE Pay（LINEポイント）

LINE PayはLINEが運営する、LINEポイントが貯まる決済サービスです。2020年5月りポイント制度を改定し、「Visa LINE Payクレジットカード」を使ったクレカ払いができるようになりました。

ただこれまで銀行口座などからチャージをして支払う「残高払い」でも、ポイントが貯まっていましたが、ルールが変わり、一切ポイントが貯まらなくなりました。そのためLINE Payを使うなら「Visa LINE Payクレジットカード」は絶対不可欠です。

還元率が最も高いLINE Payは、チャージポイントと組み合わせると最大還元率が3%まで上げることができます。ポイント還元率は、LINEポイントクラブ制度というステージ制をとっています。6ヶ月間で使った分のLINEポイントに応じて、4つのステージのいずれかが決まり、還元率が変わる仕組みです。

• プラチナ（還元率3%）：5000P~獲得
  ※Visa LINE Payクレジットカードを発行し、LINE Payアカウントにクレジットカード登録が必須
• ゴールド（還元率2%）：500~4999P獲得
• シルバー（還元率1.5%）：100~499P獲得
• レギュラー（還元率1%）：0~99P獲得

LINE Payでの支払いをメインにする場合は、自然とステージは上の方にあがっていきます。ポイント還元率にこだわるなら、LINE Pay一択ではないでしょうか。

また「Visa LINE Payクレジットカード」自体は「初年度のポイント還元率3％」などの魅力も多く、これからの日常生活のキャッシュレス決済に申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。

2021年3月PayPayを運営するZホーディングスとLINEが経営統合しました。これにより2022年4月に向けてPayPayとLINEポイントの統合を協議、検討しているとの発表がありました。

上記発表が影響しているかは定かではありませんが、2021年5月よりLINE Payのチャージポイントのはステージ制を廃止し、一律の0.5%に統一されます。またカードショッピングのご利用時還元率はLINEポイント一律2.0％になります。