化粧品選びは成分見抜く!肌に悪い、危険なコスメは容器や外箱の裏面をチェック
私たちのお肌の悩みは、十代、二十代、三十代と年齢を重ねていくたびに、解決するのが難しくなっていきます。自分に合う化粧品を探して、あなたはこれまで何種類使ってきましたか。
テレビCMで流れている高級美容液を使ってみたり、オーガニック成分をうたっている基礎化粧品を使ってみたり、いろいろなものを試しても、結局自分には何があっていて、何を選んでいいのかわからない、なんて人も多いのではないでしょうか。
化粧品に限ったことではありませんが、広告や商品のキャッチコピーや売り文句、価格設定などに惑わされて、一般消費者が本当に必要なものがわかりづらくなっているような気がします。
化粧品に関しては、商品に使われている「成分」から、肌に良さそうな商品と悪そうな商品を見極めることができます。この記事では、そんな化粧品に含まれている成分についてご紹介します。
化粧品の成分と基本的な構造
化粧品には、どんな成分が配合されているか知っていますか。
化粧水の構造は、その大部分の90%(ベース成分)が水や保湿剤、界面活性剤(油分と水分を混ぜ合わせたもの)で構成されています。そして、残りの10%にヒアルロン酸やビタミンなどの有効成分、また防腐剤などの化粧水を持続させる成分入っています。
この化粧水の構成割合は、数万円する高級化粧品でも、プチプラコスメで買ったものでもほぼ同じです。化粧品の価格は、保湿剤や有効成分などの「質」によって差が出ています。
とは言っても、多くの高級化粧品には、どれくらい有効成分が配合されているか明記されていません。まれに高級化粧品の中で、有効成分比率が記載されているものがあります。しかし、多くの化粧品で有効成分が記載されていないのが現状なため、比較することができません。
また化粧品の中には「高濃度」「オーガニック」「自然」などの都合のいいキャチコピーが書かれていますが、有効成分などの表記基準がないため、はっきりした数値を知ることはできません。
化粧品作りは、昔に比べて厳しくなりましたが、それでもまだ化粧品を作るルールが曖昧なのが現実です。そのため「価格が安い化粧品は肌に悪い、価格が高い化粧品は肌に良い」わけではありません。自分の肌の状態に合う化粧品を見極めることが重要です。
化粧品は5番目までの成分で見極める
一般に販売されている化粧品は、「全ての成分を表示する」ことが法律で定められています。そのため容器や外箱を見ると、どんな成分が含まれているか確認することができます。また他にも、化粧品に含まれる成分を表示する上では、以下のルールがあります。
化粧品の配合成分を表示する4つのルール
- 全ての配合成分を表示する
- 表示する成分の順序は、配合量が多い順に表示する
- 配合量が1%以下の成分は、表示する順序は自由
- 着色剤は、配合量にかかわらず末尾に表示する
先ほどご説明したように化粧品の90%は、水や保湿剤などのベース成分で構成されています。容器や外箱の成分の表示には、配合されている様々な成分が書いてありますが、重要なのは最初から5番目ぐらいまでです。
なぜなら、化粧品は5番目までに表示されているベース成分によって、ほとんどが構成されているためです。
肌に良い化粧品成分
保湿成分
ヒアルロン酸
コラーゲン
セラミド
アミノ酸
美肌有効成分
美白有効成分は、厚生労働省により「メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ」または類似した効能を表示することが認められた成分です。
アルプチン
コウジ酸
ハイドロキノン
ビタミンC誘導体
エイジングケア成分
レチノール
コエンザイムQ10
フラーレン
肌に悪い化粧品成分
エタノール
シリコン油
DPG
合成香料
石油系合成界面活性剤
グリセリン
発ガン性のある成分
コールタール
ホルムアルデヒド
ジェタノールアミン
防腐剤入りの化粧品のメリット
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