フライパンで焼くさんまの塩焼きのコツは3つだけ!塩振り、蓋をしない、弱火でじっくり

料理

サンマの最もおいしい季節は秋ですが、スーパーへ行けばいつでも買うことができるようになりました。年中無休でサンマが食べれるようになった理由は、2つあります。それはニーズと冷凍技術です。これについては文中で、もう少し詳しく説明しています。

そんな年中食べれるようになったサンマの定番と言えば、サンマの塩焼きです。サンマを焼くなら、やっぱり七輪がおいしいと思われがちですが、フライパンやグリルでも、ビックリするぐらいおいしく食べることができます。

「フライパンでサンマを焼く」場合、「グリルでサンマを焼く方法」場合のポイントをご紹介します。

私はグリルは後で洗うのが面倒なので、サンマを焼くときはフライパン派です。フライパンの調理は、たった3つのポイントをだけでOKです。

季節に関係なく食べれるサンマ

冒頭で、「サンマは年中無休で食べれるようになった理由が2つある」とご説明しました。その理由についてもう少し掘り下げてみます。

一つ目の理由は、私たちが旬を無視してサンマを食べたがるからです。季節を考えずに食べれる魚は、サンマだけではありません。ブリやサバ、スルメイカなどもスーパーなどへ行けば、いつでも手に取ることができます。

私たちのサンマを食べたい想いが、スーパーなどの店頭へ並ぶようになった理由です。

もう一つの理由は、冷凍技術の進化です。今は昔と違い、秋に漁獲したサンマは船内や水揚げした漁港で、すぐに急速凍結されます。急速冷凍されたサンマの味は、非常に新鮮でおいしいです。刺身にして食べることができる冷凍のサンマもあります。

ここで一つサンマをコスパ良く食べれるようにする小ネタです。

実は秋の出始めのサンマは、脂のノリが十分でない場合が多いにもかかわらず、値段が高いです。そのため秋口は冷凍のサンマを安く買い、冬になって脂の十分にのった生サンマを買うのオススメです。

サンマの塩焼きをフライパンで焼く

サンマを塩水で洗う

旨みが逃がさないよういするため、水ではなく塩水でサンマを洗い、汚れを落とします。塩水を作るのが面倒なときは、流水で構いません。

サンマに塩を振りかけ、全体に塗り込み、なじませる

塩はサンマ全体にまんべんなく、表面と裏面に振りかけます。振り塩は、「ちょっと多すぎ」ぐらいの感覚がちょうどいいかもしれません。サンマを焼いたとき、表面の香ばしい皮の感じは、塩の量の加減が左右します。

塩を振りかけた後は、手でなじませるようにサンマに軽く塗り込んでください。そうすることで、魚臭さが消えて身がしまり、さらにおいしくなります。

時間をおき、キッチンペーパーでサンマの水気を取る

塩を振り方サンマは10分おいて、キッチンペーパーなどでサンマから出た水気を取ってください。

フライパンにアルミホイルか、クッキングシートを敷きサンマを焼く

フライパンにアルミホイル、またはクッキングシートを敷き、蓋をして中火~弱火の火の加減で、片面7~8分を目安に焼いてください。サンマの表面に焦げ目がついたら、焼き上がりです。

片面が焼き終わり、ひっくり返した後は蓋をしないでください。蓋をすると蒸気がこもってしまい、サンマの皮をパリッと焼き上げづらくさせてしまうためです。

またフライパンでのサンマの焼き方のコツは、中火から弱火でじっくり時間をかけることです。

サンマの塩焼きを魚焼きグリルで焼く

準備中